肺炎球菌予防接種について

肺炎とは


ウイルスや細菌などの病原微生物が肺に感染して炎症を起こしている状態のことをいいます。呼吸器の防御機能が低下し、病原微生物を排除できなかった場合や、病気やストレスなどで免疫力が落ちている時など、感染力が防御力を上回ると、病原微生物が肺に入り込んで感染し、肺炎を発症します。肺炎は高齢者の方や基礎疾患を持っている方などがかかりやすく、一度発症してしまうと治りにくいという特徴があります。

肺炎球菌予防接種について


肺炎を予防するには肺炎球菌ワクチンの接種が有効です。
肺炎の原因菌で最も多いと見られるのは、肺炎球菌です。成人の肺炎の20~40%は、この菌が原因と言われています。肺炎球菌ワクチンを接種することで、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、重症化のリスクを減らす効果が期待できます。接種は、1年を通していつでも可能です。ただし、接種後5年以内に再接種を行うと、注射部位の痛みが強く出ることがありますので、再接種を希望される方は、5年以上の間隔を空ける必要があります。

詳しくは当クリニックまでお気軽にお問合せください。