新型コロナウイルス抗体検査の実施について

当クリニックで新型コロナウイルスの抗体検査を実施しております。


【抗体検査について】

抗体検査とは、過去に新型コロナウイルスに感染したことがあるのかどうかを調べる検査です。抗体検査を行うことで、新型コロナウイルスに対する免疫を所有しているかどうかを確認できます。


【実施日】

月曜日~金曜日… AM9:00~AM11:30 / PM1:30~PM4:30
土曜日… AM9:00~AM11:30(日曜日・祝日・土曜日午後は休診)


【費用】

9,000円(税別)


【検査方法】

少量の血液を採り、15分ほどで陰性か陽性かの検査結果がわかります。


【注意事項】

・抗体検査は、現在感染しているかどうかを確認するPCR検査や抗原検査ではありません。現在、発熱・咳・息苦しさ・強いだるさなどの症状や呼吸器症状または味覚異常や嗅覚異常があり、新型コロナウイルスに感染している可能性のある方は検査対象とはなりませんので、ご了承ください。

・検査の精度は100%ではありません。結果が陰性であっても感染したことがないことを100%保証することはできません。したがって、当クリニックでは検査結果はお渡ししますが、陰性証明証は発行しておりません。


【抗体検査はこんな方におすすめします。】

・不特定多数の方と接する機会が多い仕事をされている方
・1か月以上前に体調不良があり、健康状態には戻ったものの、それが新型コロナウイルス感染症だったか知りたい方
・医療、介護の現場で働く方。
・自分が他の人にうつしてしまっていないか気になる方
・出勤するのに際し、自らが免疫を持っている状態か予め確認しておきたい方
・職場や、家庭内で過去に新型コロナウイルス感染症の方がいた方


【新型コロナウイルスの抗体とは?】

抗体は免疫グロブリンとも呼ばれ、体の免疫が作り出す免疫物質です。IgG、IgM、IgA、IgD、IgEの5種類に分類され、ウイルスの排除に主に関係するのがIgMとIgGの2種類です。ウイルスや細菌などの異物が体内に侵入すると、異物を除去するために、免疫細胞が抗体を産生します。産生された抗体は、ウイルスなどと結合し、白血球やマクロファージといった細胞が体内からウイルスを除去します。


【PCR検査との違い】

症状が出る前の潜伏期間にウイルスが体内で増え、症状が出てくるとPCR検査でウイルスが発見されます。新型コロナウイルスのIgM抗体は発症から数日、IgG抗体はIgM抗体と同時か少し遅れて出現します。発症後すぐにはIgM、IgGともに検出されません。IgMはその後消失しますが、IgG抗体は長く体に残存します。こうした検出時期の違いから、発症後早期の診断にはPCR検査が向いており、発症後4週間以上経過した場合には抗体検査が適しているということになります。


【抗体検査結果について】

検査結果は以下の4つのパターンになり、それぞれ新型コロナウイルスに対する感染状態は以下のように考えられます。

【IgM陰性・IgG陰性】 未感染
罹患したことがない可能性が高い。

【IgM陰性・IgG陽性】 免疫状態
4週間以上前に罹患している可能性が高い。症状が消失していれば治癒している可能性が高く、周囲に感染させるリスクも低いと言えます。

【IgM陽性・IgG陰性】 感染初期
1-2週間以内に罹患している可能性が高い。そのためPCR検査、抗原検査などの確定診断につなげる必要があります。

【IgM陽性・IgG陽性】 感染中~後期
4週間以内に罹患している可能性が高く、周囲に感染させるリスクがあります。

※IgM陰性・IgG陽性の免疫状態であっても、今後、新型コロナウイルス感染症にかからないわけではありません。