冬の感染症を予防しましょう。

立春を過ぎたとはいえ、まだまだ寒い日が続き、空気も非常に乾燥しています。
厳しい寒さは体温を下げ、免疫力の低下を招きます。体の抵抗力が低下していると、ウイルスや細菌による感染症にかかりやすくなります。特に3月頃までは、季節性インフルエンザやノロウイルスによる感染性胃腸炎・食中毒などに気をつける必要があります。子供や高齢者は重症化すると、命にかかわる場合もありますので、重症化する前に受診することが大切ですが、最も重要なのは「予防」です。

感染症を予防する基本的な方法


①手洗い・うがい
外出先から帰ったら必ず手洗い、うがいをする。のどにウイルスが付着していることも多くあります。

②感染源になりそうな場所は除菌する。
家の中では、主にトイレ、キッチン、ドアノブ、おもちゃなど、手をよく触れる場所はこまめに洗浄、除菌をしましょう。

③生活習慣を整え、身体の抵抗力を高める。
免疫力を高めることで、感染を防ぐことができます。栄養バランスのとれた食事や規則正しい生活、十分な睡眠、適度な運動など、生活リズムを整えることが重要です。
疲労や精神的なストレスも免疫力低下の原因になります。

④体を温める。
体が冷えることで血行が悪くなると、免疫力も落ちてしまいます。