内視鏡検査について

内視鏡検査は、先端に小型カメラ (CCD) またはレンズを内蔵した太さ1cm程の細長い管を口、鼻あるいは肛門より挿入し、
食道、胃、十二指腸や大腸の内部を観察する検査です。また、その内視鏡装置を使って、発見したポリープを切除するなど、治療も行います。
医療機器や技術の発達により応用範囲も広がり、これまで発見の難しかった早期のがんなどが、スムーズに診断から治療まで行われるようになってきました。
当クリニックでは、最新の設備で経験豊富な専門の医師が、患者様の苦痛を最小限にし、確実な検査を行います。

上部内視鏡検査(食道・胃・十二指腸)

内視鏡の種類と検査に伴う苦痛の度合い
一般的に胃カメラ施行時に患者様の感じる苦痛が少ないのは、
①経口内視鏡(鎮痛剤使用あり) ②経鼻内視鏡 ③経口内視鏡(鎮静剤使用なし)
の順であると言われています。

最も痛みが少ない経口内視鏡(鎮静剤使用あり)について
現在では、①経口内視鏡(鎮静剤あり)が比較的苦痛の少ない検査法と言われています。
苦痛の少ない理由としては、意識下鎮静法を用いて痛みを軽減するからです。
「意識下鎮静法」とは、鎮静剤を少量静脈注射し、苦痛や痛みなどは感じない、
半分寝ているような状態にして行う検査です。
この方法の欠点は、検査後しばらく鎮静から覚めないことがあることで、
検査後は回復するまで約1時間程度お休み頂く必要があります。

ご希望により、経口・経鼻のどちらでも選択できます。
事前に患者様が医師と相談した上で、経口内視鏡(鎮静剤使用有無いずれか)と
経鼻内視鏡のどちらかを選択して頂いております。

下部内視鏡検査(大腸)

大腸内視鏡とは
肛門からスコープを挿入し、大腸全体の内部を詳細に調べ、がんやポリープなどを発見するための検査です。
使用するスコープは長さ130cm前後で、約1mおなかの中に入ります。

大腸内視鏡の必要性
大腸がんにかかる割合(罹患率)は50歳代から増加し始め、高齢になるほど高くなります。
臓器別罹患率でも、男女ともに大腸がんは上位を占めます。
大腸がんの罹患数は、男女ともに死亡数の約2倍であり、生存率が比較的高いことと関連しています。
早期の段階で治療を行えば、高い確率で治すことができます。
簡単で有効な検査法として「便潜血検査」が広く普及しており、この便潜血反応が陽性の場合、
その精密検査として「大腸内視鏡(大腸カメラ)」が位置づけられています。
大腸がんの早期発見には、この大腸内視鏡が最も重要であると考えられています。
ご希望に応じて、便潜血検査を行わないで、最初から大腸内視鏡検査を行うこともできます。

当クリニックの大腸内視鏡検査の特徴
大腸内視鏡検査は少なからず体に負担がかかる検査です。
当クリニックでは、患者様のご希望により「鎮痛剤・鎮静剤を用いた苦痛の少ない大腸内視鏡検査」をお選びいただけます。
また、経験豊富な専門医かつ指導医が検査を担当するため、比較的楽に検査を受けることができます。
寝ている間に終わっていたと感じる患者様が殆どです。
平均検査時間は15分程度(挿入3分、観察10分程度)です。

ポリペクトミー(ポリープ削除)
当クリニックでは通常の大腸内視鏡検査と、同時に ポリペクトミーを施行しております。診断と治療を同時に行うことができます。
病変部を発見したら、通常観察に加えて色素観察・拡大観察を行い、
病変部の性状(良性か悪性か、悪性としたら潜り込んでいないか等)を調べます。
そして治療対象となる病変部はできるだけその場で 内視鏡的に切除して病理(顕微鏡)検査に回します。